実物を見て購入できる中古ならではのチェックポイントを解説。
「購入するなら新築ではなく中古マンションを」と考える人は賢い。近年は、新築マンションより中古マンションのほうが売れている。
マンション市場が始まって以来、初めて中古の成約件数が新築の供給戸数を上回ったのは2016年。さらに17〜19年も連続で中古が新築を上回っている。「新築価格が高騰し、消費者がついていけなくなった」「立地のよい中古物件を購入し自分好みにリフォームする」といったことが要因だ。
しかし、中古の平均成約価格も17年3195万円、18年3333万円、19年3442万円と上昇。安くない買い物となっている。後悔しない中古物件選びが重要だ。
図面以外をよく確認
中古マンションは物件を見てから決定できるという利点がある一方、図面は簡略的であることが多い。内覧するときは図面ではわからない点をよく確認すべきだ。
まず、日当たりや眺望、風通し、臭い。窓を開けて実際にすべてのバルコニーに出て眺望を確認してほしい。その際、前に建物が建たないかなどの確認も重要だ。役所に行けば、近隣に建築計画があるかどうかを確認できる。
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