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政治・経済・投資 #マンションの罠

「じっくり売る方式へ変更、均等積立への移行は課題」 デベロッパーに直撃2|野村不動産

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なかむら・とくじ 1993年野村不動産入社。住宅営業部、住宅事業部、カスタマーリレーション推進部長を経て、2018年から現職。(撮影:今井康一)

野村不動産|2019年供給戸数|全国3位(3941戸)・首都圏2位(3111戸)(供給戸数は不動産経済研究所調べ)

──即日完売という言葉を聞かなくなりました。

かつては全住戸を一度に販売することもありました。モデルルームの来場者数に歩留まりを掛ければ契約者数も推測できました。しかし、この5年くらいで変わりましたね。短期間で売り切って資金回収を急ぐという売り方ではなく、じっくり売るスタンスに変わってきています。

昔はとにかくお客さんを販売センターに集めていたので、歩留まり自体は1割なんてこともありました。今はネットなどの情報を基にお客さんが物件を選別してから来るので、モデルルームに来てからの歩留まりは以前より高まっていますね。

──「プラウド」といえばファミリー向けの印象がありますが、最近は中目黒の「スーパーコンパクト」(専有面積約16平方メートルのワンルーム)を筆頭に、単身者やDINKSにも目を向けていますね。

確かにこれまではファミリー向けが中心で、供給戸数も業界でトップクラスでした。ただ最近は、単身世帯の住宅需要が増えているので、それに応えられる商品を供給していきたいと考えています。ワンルームタイプもその1つです。

中目黒の物件とはコンセプトが異なりますが、「プラウド高田馬場」でもワンルームを販売します。3月から第1期の販売が始まりますが、手応えはあります。

──プラウドが好調な一方、2011年に立ち上げた郊外向けマンション「オハナ」の供給は低調です。昨年末時点での用地ストックも、400戸しかありません。

オハナが誕生した当時は、リーマンショックの影響で多くの新興デベロッパーが撤退し、郊外向けマンションの供給が激減していました。そのため、多くの方に買ってもらえるような価格設定で良質な物件を提供していくという、ちょっと高尚ですが、そんな社会的使命があって始めました。

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