ネットでできる音楽レッスン、マイペースでの期待に応える

「時間に縛られることなく、楽器を学びたい」--。多忙な会社員のニーズに応えるのは、ヤマハが展開するネット上の動画レッスン、「ミュージックレッスンオンライン(MLO)」だ。ネット環境と楽器さえあれば、いつでもどこでもレッスンを受けられる。

対面レッスンの「ヤマハ音楽教室」と同一のカリキュラムを採用。ギターやピアノなど14種類の楽器のコースから成る。受講者は講師の手本を動画で確認しながら自分のペースで練習を重ね、レベルを上げていく。カリキュラムは1年だが、短縮や延長も可能。受講料は基礎コースで月額3465円と、教室に通う場合(月3回で8000円程度)の半額以下だ。

ネットならではの特長は、レッスン動画を繰り返し再生できること。苦手な箇所を復習するだけでなく、アングル変更やズーム機能を利用し、講師の手元を確認するといった幅広い使い方が可能だ。

「計画的にレッスンに通いづらい人、こっそり腕を上げたいと考える人に好評だ」と、須見傑・MLOプロジェクトリーダー。利用者の7割は30~40代の男性会社員で、サイトへのアクセスは平日21~24時に集中する。断トツ人気はギター、続いてピアノと、一度はあきらめた楽器に再チャレンジする人が多い。今年は眠っている楽器を引っ張り出してみるのもいいのでは。

(前野裕香 =週刊東洋経済2011年1月15日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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