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ビジネス #物流が壊れる

トラックが入れない! 都心ビルの意外な欠点 ビルができてからではもう遅い

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トラックが納品先のビルの駐車場に入れず、路上駐車を余儀なくされる。こうした事態が東京都心で頻発している。輸送効率の高い大型車両が駐車場入り口の車高制限に引っかかったり、納品業者や搬入される荷物が多く、狭い駐車スペースが埋まっていたりすることが原因だ。既存ビルの大半は十分な荷さばき場を確保できていない。

賃料収入で稼ぐデベロッパーにとって「テナントが入るフロアにかけるおカネを削って物流部分に回すのは難しい」のが本音。比較的新しいビルでも、物流を考えて設計していないものがある。2000年代に建てられた港区にある大型オフィスビルでは納品によく使われる2トンロング車が「入庫不可」と明記されている。古いビルならなおさらだ。「こうしたビルが多い銀座や丸の内、六本木などでの配送は大変」(大手宅配会社幹部)。

業者の評価高いミッドタウン

東京ミッドタウンは納品を一元管理する

事態を問題視した国土交通省は検討会を設置し、物流業者に配慮した建物の設計や運用に関する指針の策定に乗り出した。すでに対策を講じているデベロッパーもある。三井不動産が開発した東京ミッドタウンでは入館する配送車両を事前登録制とした。佐川急便が運営するビル内の「物流センター」で納品を一元管理し、専任スタッフがテナントに届けることで、入庫待ちで滞留するトラックの削減や荷さばき場の混雑緩和につなげた。

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