メディアとしての信頼性確保が重要--エマニュエル・オーグ 仏AFP通信社社長


 AFPは信頼性という面で一定の評価を得ています。飛び交う情報が増えれば増えるほど、発信する側の信頼性が問われることになります。これからも信頼性を確保したいという強い意志を持っています。

--フランスでも新聞などの再編が相次いでいます。ロシアの大富豪による夕刊紙「フランス・ソワール」の買収劇もありました。そうした中で、同国のメディアがバラ色の未来を予想するのは難しいと思いますが。

メディアがこれまでと同じままでいることはもはやできない。インターネットの情報配信でも有料があれば、無料もある。ニュースのどこまでが紙面での配信になるのか。あるいは、インターネットでのサービスのどこまでが無料なのか……。皆がこうした心配をしているはずです。AFPだけが他社にない秘策を持っているわけではありません。プロとして一緒に長い間やってきたスタッフが変化にも対応しようとしていること。AFPはそこが強みです。

--フランスには政府がメディア支配を強めようとしているとの指摘があります。

フランスは言論の自由を強く意識している国です。今後もその基本は守られるでしょう。プレスの見出しなどを見ても、国がコントロールしている、といった印象は持っていません。

(聞き手:松崎泰弘、撮影:梅谷秀司 =東洋経済オンライン)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 実践!伝わる英語トレーニング
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
第2、第3のSMFGを育てたい<br>三井住友FG社長インタビュー

4月に就任した太田純社長に、厳しい環境下での新たな戦略を聞く。中長期的な1つの方向性として、新興国で現地の金融機関を核にした総合金融グループ、つまり第2、第3のSMFGをつくり、一流に育てたいという展望が語られた。