習近平氏、「大虐殺の否定は許さない」と言明 <動画>南京で初の「国家哀悼日」式典を挙行
12月13日午前、「南京大虐殺記念館」では習近平国家主席ら中国共産党政治局常務委員をはじめ1万人余りが出席する式典が行われた。
中国政府は今年2月、12月13日を「国家哀悼日」に制定。13日午前、中国中央電視台(CCTV)がロイターを通じ、セレモニーの準備が進む様子を世界へ配信した。
動画内の中国語のナレーションを日本語訳すると以下のとおり。
「中国初の国家記念日の制定に際し、南京大虐殺における犠牲者を追悼するホールには中国の国旗が、12月13日土曜日の朝、半旗で翻った。
記念ホールでは、1937年の南京大虐殺で殺された市民のために行われる式典のための準備が進んでいる。
1937年12月13日、侵略を行っていた日本陸軍は江蘇省の南京を占領し、続く6週間の間に30万人を超える民間人や非武装兵を虐殺し、何万もの女性を強姦した。
今年は南京大虐殺から77年である。2月27日、中国の最高議会は12月13日を南京大虐殺の犠牲者のための国家記念日に制定することを決定した。
中国の最高指導者達は南京大虐殺の犠牲者のため、午前中に行われる式典に出席する」
続く式典では習国家主席が「中国を侵略した日本軍は、大きな罪を犯した」「大虐殺の事実を否定することを許さない」と述べた。
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