浦安市長、「政策重視」のルーツとは? 全国一若い自治体の挑戦(前編)

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松崎:そうなんです。あれ?どうなっているんだ、と。このままでは福祉と教育が共産党の手にとられていると思ったんです。自民党は非常にまずいぞ、と。それでガンガン、ガンガン若造にもかかわらず、1年生議員にもかかわらず、長老、先輩たちに政策の話ばっかりしていたら、「あんなうるせえやつは、政調会の副会長にしとけ」ということで政調会副会長になった。2期目でやるのは異例だったんです。

坂之上:30代ですからお若いときに、ですよね。

松崎:そうです。異例のことでした。そこで共産党の政策の上を行くようなことをやろうと頑張ったわけです。共産党が30人学級をうたっていたので、だったら自民党は25人学級をうたえと。福祉、教育をこっちの手に取り戻せ、というのが私の原点なんです。

長老たちからは「共産党みたいなこと言いやがって」っていうことをずっと言われていました。本当は違うんですよ。本来は教育も福祉も自民党がちゃんとやってきたじゃないか、と。

坂之上:そこはあまりやっていなかったのでは?

松崎:かつてはやっていましたよ。でも勉強していないから新しい政策を打っていけない。共産党が言うと反対、反対でつぶしたんですね。今でこそ共産党のことを怖くは思わないでしょうけれども、共産党が勢力を持った時期があるじゃないですか。そのときに彼らは福祉、教育を熱心に勉強した。そこにかなわなかったわけですよ。

私のメインテーマは教育、福祉

子供の頃は政治少年だった(撮影:今井康一)

でも、私はたまたま……いいおやじさんについて政策の勉強をさせてもらった。それゆえに、いくらでも論破できるんですよ。共産党は、財源の話になると、戦車1台をこっちに回せばいいんだ、戦闘機1台こっちに回せばいいんだって言うわけです。これは現実的ではないですよね。ほんとに地についているのは自民党であり、自民党でなければしっかりと政策を実行できないという腹でやっていたわけです。こうした経緯で、教育、福祉が私のメインテーマになったのです。

坂之上:もっともっと前にさかのぼったら、何かそこにあるんですか? 子どものときにはどうだったのでしょうか。

松崎:子どものときから、何かがあったんだと思います。私は、政治少年だったみたいなんです。

坂之上:政治少年ということは、親御さんが政治家だったんですか。

松崎:いえ、全然関係ありません、親父は軍人でしたから。職業軍人で満州を引き上げてきました。最後は陸軍大尉でした。典型的なスパルタで、今で言う体罰を受けながら育った人間です。

坂之上:ええー。

松崎:だから政治とは全然関係ないです。

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