米ダウ、エネルギー株買われ最高値更新

102ドル高、終値は1万7879ドルに

 12月2日、米国株式市場は反発して引けた。写真はニューヨーク証券取引所。3月撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 2日の米国株式市場は反発して引けた。エネルギー株が上昇したことでダウが最高値を更新。このほか、バイオ医薬品大手バイオジェン・アイデック<BIIB.O>が開発中のアルツハイマー治療薬について、初期の臨床試験で有効性が期待できる結果が得られたと発表したことで買いが入った。

ダウ工業株30種<.DJI>は102.75ドル(0.58%)高の1万7879.55ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は28.46ポイント(0.60%)高の4755.81。

S&P総合500種<.SPX>は13.11ポイント(0.64%)高の2066.55。

エネルギー株は原油安にもかかわらず割安感から買いを集め、エクソン・モービル<XOM.N>とシェブロン<CVX.N>はいずれも約2%上昇。

ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、ジョン・マンリー氏はエネルギー株について、市場が原油価格底打ちの気配を感じ取る中で、過去1カ月程度かけて売られ過ぎになった水準から反発つつあると指摘した。

ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>とフィアット・クライスラー<FCAU.N>はそれぞれ1%、3%の上昇。11月の大手自動車6社の販売台数がアナリスト予想を上回ったことを好感した。

バイオジェン・アイデックは6.4%高。同社は、アルツハイマー症治療薬の後期試験に進む計画を発表した。

バイオベンチャーのアバニア・ファーマシューティカルズ<AVNR.O>は、大塚ホールディングス<4578.T>子会社の大塚製薬による買収発表で12.8%上昇。半導体のスパンション<CODE.N>買収を発表した同業のサイプレス・セミコンダクタ<CY.O>は14.3%上げ、スパンションも21.9%高となった。

通信大手のAT&T<T.N>は2.2%、ベライゾン<VZ.N>は1.8%下げた。同業のスプリント<S.N>が、AT&Tとベライゾンから契約を乗り換えた顧客の月額料金を半分にすると発表したことが影響した。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所、ナスダックともにおよそ2対1で上げが優勢だった。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約66億株で、11月平均の約61億7000万株を上回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         17879.55(+102.75)

前営業日終値    17776.80(‐51.44)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         4755.81(+28.46)

前営業日終値    4727.35(‐64.28)

S&P総合500種<.SPX>

終値         2066.55(+13.11)

前営業日終値    2053.44(‐14.12)

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