普通の会社員が「セミリタイア」する現実的な方法 人よりちょっと努力すれば資産はつくれる

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年収300万円からスタートできる「ゆるFIRE」について解説します(写真:hellohello / PIXTA)
大金持ちにならなくても、今よりもゆるく働きつつ老後の心配のない生活ができれば十分。そんな人にぴったりなのが、生活費の一部を労働でまかない、残りを資産運用収入でまかなう「ゆるFIRE」です。
YouTubeや著書などで“ゆるFIRE生活”を発信している、“アラサーdeリタイア管理人 ちー”さんは、早くから資産形成をはじめて独身時代に3000万円の資産をつくり、30代前半でセミリタイア生活に突入した人物。そんなちーさんが、年収300万円からスタートできる“ゆるFIRE”について解説します。
※本稿は『ゆるFIRE 億万長者になりたいわけじゃない私たちの投資生活』より一部抜粋・再編集してお届けします。

資産運用しながらゆるく働く“ゆるFIRE”

わたしは30代前半で3000万円の資産をつくり、現在は、生活費の一部を好きな労働でゆるく働きながらまかない、残りを資産運用収入でまかなう生活を送っています。

今注目の「FIRE」(Financial Independence=経済的自立、Retire Early=早期退職)というライフスタイルがあります。これは、まとまった資産を築き、それをもとにした資産運用で得られる収入で生活していくことを指しますが、さすがに本格的なFIREを行うには多額の資産が必要となりますし、働くこと自体が嫌いだったわけではないため、私はゆる~いFIRE、つまり「ゆるFIRE」(=サイドFIRE)を実践しているのです。

ゆるFIRE達成後も資産はゆるやかに増え続け、現在では6000万円を超える資産を保有しており、お金の不安なく過ごすことができています。とはいえ、わたしには投資の才能があったわけでも、何かでひと山当てたわけでも、高収入だったわけでもありません。もともと年収300万円程度の普通のOLでしたし、ズボラで片付けが大の苦手。

過度な無理はせず、ただただ、資産形成の王道である、稼ぐ、貯める、増やすの3つをコツコツとやってきただけなのです。わたしは単純に時間をかけてここまで来たにすぎません。ただ、だからこそ多くの方にとって「ゆるFIRE」は、再現性が高い方法だと思っています。

「億万長者になりたいわけじゃない。仕事も何もしたくないわけじゃない。ただ、今よりもうちょっとゆるく働けたらいいのに……」

そんなあなたに、“ゆるFIRE”という生き方、働き方を、ご紹介します。

みなさんに強くお伝えしたいことは、人の倍稼がなくてはいけないとか、欲しいものはすべて我慢するような極端な節約生活をしなくてはいけないとか、リスクの高い運用をして大きく増やさなくてはいけないとか、そういった極端なことは考えなくてもOKということです。

総務省の「家計調査2020年」によると、家賃以外にかかる毎月の一人暮らしの生活費の平均額は約13万円。これに家賃として5万円をプラスすると約18万円、年間にすると約220万円が一人暮らしの生活費の平均値と言えます。そして現在の平均年収は433万円のため、手取りでは330万円程度。

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