「なんでも否定する人」を撃退するうまい対処法 面倒な人に対応するときに有効な伝え方とは?

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あなたの周りには何でも否定ばかりする人はいませんか? 対処法を伝授します(写真:horiphoto / PIXTA)
あなたの周りに、なんでも否定ばかりする人はいませんか? 話していると疲れが増すばかりだけれど、仕事だから関わらないわけにはいかない……。
そんな人のために、『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』の著者である編集者・柿内尚文さんに、「否定ばかりする人への対処法」を聞きました。

否定ばかりする人の3つの共通点

以前、こんなことがありました。

ある人(Aさん)から、ある課題解決のための企画を出してほしいと頼まれたので、いくつか企画を考えて提案しました。でもどの企画も「ダメ」「難しい」「それはできない」という反応ばかり。否定ばかりでした。

もちろん企画そのものの良し悪しはあるので全部ダメでもしょうがないこともありますが、私がムッときたのは、その否定の理由です。提案した企画の重箱の隅ばかりを否定しながら企画全体をNGにしてくるわけです。

なんでも否定する人っていますよね。是々非々で内容を吟味して判断しているのではなく、どんなときもいつも否定ばかり。ある意味ブレてないのですが、相手からしたら迷惑です。

なぜこうも否定ばかりなのか? 理由は大きく分けるとこの3つではないでしょうか。

(1)マウントをとろうとしている。相手を否定して、自分の優位性を保とうとしている。
(2)相手が自分より評価されそうなので、負けたくないというコンプレックスからくる。
(3)自己肯定したい。

結局は、「自分はすごい」ということを自分にも、相手にも伝えたくて否定しているってことなんだと思います。でも残念ながら、否定ばかりの人はまわりから「すごい!」とは見てもらいにくく、むしろ逆の印象を強めていることがほとんどです。

否定は意識的にやっている人もいますが、無意識にしている人も多いようです。なので、すぐ否定してくる人があなたにとってある程度信頼できる人であれば、相手に「なんでも否定していますよ」と伝えてあげるのも一手です。

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