無知との遭遇 落合信彦著
「世界にあって日本にないもの」が何なのかを知ることによって、グローバル化されたこれからの世界で日本がどう闘っていくのかを、世相を痛烈に風刺するジョークを通じて説く。
国際ジャーナリストとして世界を渡り歩いてきた著者は、政治家の無知がこの国に経済危機を招き、若者の無知がこの国の内向き志向と閉鎖性を強めていると喝破。日本人があまりに世界のことを知らなさすぎるあまり、世界では日本人を揶揄するジョークがあまたあると嘆く。
洗練されたジョークにこそ、その人物の知的センスが反映される。ジョークをコミュニケーションの道具として使いこなす感覚を磨くための指南書としても読める。
小学館101新書 756円
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