ヴァージン墜落、遠のく「宇宙旅行の夢」 <動画>テスト飛行中の事故で1名死亡
10月31日、モハベ砂漠上空でのテスト飛行中、ヴァージン・ギャラクティック社のサブオービタル宇宙船が事故により壊れて、少なくとも1人が死んだ。
多くのヘリコプターとトラックがカリフォルニア州のモハベ砂漠の1カ所に集結した。テスト飛行中に落下したヴァージン・ギャラクティックの機体の破片がある場所だ。
この宇宙船「スペースシップ2」は、ヴァージングループ総帥、リチャード・ブランソン氏の元で開発が進められてきた。地元の警察は2名のパイロットのうち1人が死に、1人が重傷だという。
事故の原因は不明
スペースシップ2は今年1月以降、テスト飛行に力を入れてきた。今回の事故の原因は不明だ。会社側は、非常に深刻な事故と認識し、当局とともに原因を分析していくと宣言している。
800人以上の人々がすでに、この宇宙船に乗るための予約をしている。この宇宙船は、100キロほど上空まで上昇し、乗客に対して宇宙の暗黒に浮かぶ地球の眺めを楽しめる、というものだ。
今回の事故は米国の宇宙関連会社にとって1週間で2度目の事故だ。10月28日(火曜日)には、ISS(国際宇宙ステーション)に荷物を運ぶミッションを持ったオービタルサイエンス社のロケットがヴァージニア州でリフトオフした直後に爆発している。
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