パウエル議長の明確な利上シグナルがドル高喚起 政策の予測の難しさがドル高を一段と後押し

拡大
縮小

今年の早い時期にドルは一段と強くなる

ジム・オサリバン氏らTDセキュリティーズのストラテジストはリポートで、「パウエル議長は積極的な引き締めが必要になる可能性について明確に語った」とした上で、「これは今年の早い時期のドルの一段の頑強さを見込むわれわれの予測を裏付ける」と説明した。

ドルは27日、1カ月ぶりの高値を更新。昨年10-12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率6.9%増と、四半期の伸び率としてはここ1年余りで最大となったことに反応した。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.6%上昇した。

米GDP10-12月速報値、6.9%増に加速-在庫積み増し再開が寄与 (2)

原題:

Powell’s Hawkish Determination Is Firing Up Bets on the Dollar(抜粋)

More stories like this are available on bloomberg.com

著者:Libby Cherry、Vassilis Karamanis

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT