なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか 中井俊已著
日本の高校のうち男女別学校は全体の1割にも満たず、男子に至ってはわずか2・8%にすぎない。しかし東大合格者数ランキングなどに名を連ねる進学トップ校の多くは男女別学校だ。なぜか。
言語能力、空間認知力、成熟のスピードなど、男女には生まれつきさまざまな違いがある。小中一貫の私立男子校で23年教鞭を執った著者は、その違いを考慮し、それぞれにあったやり方を採るほうが教育効果は高いと指摘する。
共学化の傾向が強い日本に対し、欧米では学力向上を目指して男女別学が増えているという。男女別学教育は決して時代遅れの代物ではない。最新の脳科学研究を踏まえ国内外の男女別学校を紹介しながら、その利点を説く。
学研新書 819円
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