「ダイエー」の屋号、ついに消滅 イオンが完全子会社化し早期再生を図る

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イオンは2013年8月にダイエーを子会社化した。14年2月末現在で44.15%を持つ筆頭株主。子会社化後はイオン出身の村井正平氏を社長とし、老朽化した店舗の改装や惣菜の強化などを進めてきたほか、イオンの電子マネー「WAON」やプライベートブランドの導入などでシナジー創出を図ってきたものの、14年2月期で2期連続の営業赤字となっていた。ドラッグストアやコンビニエンスストアなど異業種との競争にもさらされ、スーパーマーケット市場を取り巻く環境は厳しくなっている。

24日には15年2月期の業績見通しの大幅下方修正も発表。既存店の売上高が見込みを下回ったことが主因。業務効率化により一般管理費は低減したが、売り上げの落ち込みをカバーできなかった。当期損益は60億円の赤字予想から175億円の赤字予想へと引き下げた。3期ぶりに黒字化を予想していた営業損益も、20億円の黒字予想から65億円の赤字予想へと引き下げた。

 

(清水律子 編集:田中志保)

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