LINEは、なぜ年内上場を見送るのか

韓国ネイバーの黄CFOが理由を説明

 9月23日、ネイバー幹部はLINEの年内上場見送りについて語った。写真はLINEのアイコン。都内で2012年8月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国の検索サイト大手ネイバー<035420.KS>の黄仁ジュン(ファン・インジュン)最高財務責任者(CFO)は23日、無料対話アプリを手掛ける子会社LINE(東京都渋谷区)の年内上場を見送った理由について、業績を一段と拡大することでさらに価値を高めることができるとの考えがあったと明らかにした。

ネイバーは前日、LINEの年内上場はないと発表した。

黄CFOはロイターとの電話インタビューで、ネイバーはLINEに関する戦略的提携あるいは投資を受け入れる用意はあるが、現在そのような協議は行っておらず、LINEにとって提携が不可欠だとは現時点で考えていないと述べた。

黄氏は、「市場環境そのものが悪いとは思わないが、前に進むのに今が最適なタイミングなのかが重要な問題だ」としたうえで、「われわれは最終的に、今年の状態から事業をさらに成長させる方が良いと判断した」と述べた。

同氏は、LINEの新規株式公開(IPO)への準備は続いているとした。

年内上場見送りの決定を受けて、市場ではネイバーがLINEについて、他社からの戦略投資を求めているとの観測が浮上。中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの名前が取り沙汰されている。

黄氏は、アリババの大規模IPOが、ハイテク株需要に悪影響を及ぼしたとの見方を否定。「アリババのIPOは現時点で、IT(情報技術)株の価値に勢いを与えた」と述べた。

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