千葉「QVCマリン」のシートは"残念"だった

12球団のホームグラウンドへ行ってみた<6>

本来の自分の席からの景観を一通り撮影し、1回裏終了と同時に少し上の11段目に移動。ここは床もきれいだしゲームがよく見えて景観も抜群。ベンチへ戻ってくる選手の姿もしっかり見えて大満足。昨シーズン終了後の改装で新たに設置されたシートは、なんと座面がクッション張り。これまでは西武ドームの座席が唯一のクッション張りだったが、座り心地は西武ドームの座席よりも遙かにいい。

サイズは横幅も縦も46㎝。縦横ともに12球団14球場中最も広い。前後の幅も85㎝あり、仙台、広島と並んでトップ。前後の段差28㎝も合格水準である。西武ドームの場合は、同じ座種で横幅が43㎝の席と38㎝の席が混在していて、何度も行っているのに未だに法則が掴めない。広島もコンコースに近い方に、同じ座種で45㎝ではなく41㎝の席があるのだが、これも法則が掴めない。だが、この球場の場合はざっとチェックした限りでは、座種間で横幅が異なるものはなさそう。

この座席居住性で4000円は奇跡に近い。それだけに最前列の席への配慮のなさはあまりにももったいない。もしこのゲームが混んでいて移動が難しかったら、2度と来たくない球場になってしまうところだったのだから。

ビジターとホームでは異なるラッキーセブンの応援

気を取り直してチェック再開。スコアボードの表示コンテンツは打率、本塁打数に球速といたって平凡。イニングの合間にも観戦客参加型のゲームは行わず、スクリーン部分にはCMが流れている。

ここもブルペンは観客席から見えるところにはなく、リリーフピッチャーは内外野の境界ポールの下あたりから、リリーフカーに乗って登場する。今ではリリーフカーを使うのは横浜スタジアムと甲子園、それにこの球場の3箇所だけになっている。

球団専属チア・リーディングチームのM☆Splash!!(エム・スプラッシュ)は、11球団のチアの中ではメンバーの平均身長が高くて見栄えがする上、ダンス技術も高いとされているチアである。ただ、登場回数は他球団に比べて少なく、ゲーム開始前と6回表前、ラッキーセブン、加えて、この日は千葉ロッテが勝ったので、ゲーム終了後の合計4回。基本的に1塁側スタンド前にしか行かず、3塁側には来ない。

花火の打ち上げがあるのは屋外球場の良さの一つで、この球場も6回表前に花火を上げる。だがこの日は残念ながら強風で中止。花火を我慢したご褒美のように、上空にはくっきりと月が浮かんで美しかった。潮風で全身べたべたになっても、やはり屋外球場は気持ちがいい。

ところで、今回筆者はラッキーセブンのジェット風船飛ばしの撮影に失敗している。いきなりカウントダウンが始まったかと思ったら、カメラの電源が入る前に風船飛ばしが終わってしまったのだ。

今回の一連の取材で、筆者は千葉ロッテがビジターのゲームを合計4回も見ている。日程の関係上、たまたまそうなっただけなのだが、この球場へ来る前に既に2回見ているし、これまでも交流戦や西武ドームのゲームで何度も見ているので、ビジターの時のロッテのラッキーセブンの応援はもう見慣れている。

ところがホームでは応援の手順が違うということを今回初めて知った。ビジターの時は「マリンに集う我ら」を歌ってからジェット風船飛ばしなのだが、ここでは先に飛ばしてあとから歌う。

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