スタバ、"一味違う"10月値上げのカラクリ

主因は原材料価格の上昇にあらず?

定番商品である「スターバックス ラテ」など12商品を全サイズ一律で値上げする

過去の値上げとは“一味”違うようだ――。スターバックス コーヒー ジャパンは10月1日から「スターバックス ラテ」や「カプチーノ」など12種類の商品を全サイズ一律で10円値上げする。

スタバはこれまでにも何度か価格改定を行ってきた。2008年7月には、コーヒー豆など原材料価格の高騰を受け、ラテやフラペチーノなど定番商品を中心に10~30円の値上げを実施した。

2011年2月にも、ショートサイズの価格を10~20円値上げしている。ただし、このときは商品サイズ間の価格差を縮める(50円→40円)のが目的で、大きなサイズは逆に値下げした。

"一味"変えるための値上げ

今回の値上げについて、会社側は「原材料高騰によるものではなく、あくまで商品の改良によるところが大きい」(広報)と強調する。何を改良したかといえば、具体的にはエスプレッソドリンクと合わせるミルクである。

商品刷新に当たって、ミルクは高級カップアイス「ハーゲンダッツ」などの原料を手掛けるタカナシ乳業と開発した。脂肪分を従来比で0.4ポイント多い3.7%まで高めた。コクを増す一方で、後味はすっきりさせたという。最初の構想から1年で商品化にこぎ着けた。

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