あのディカプリオが出資する「培養肉企業」の正体 最先端の科学を駆使して作られる未来の食卓

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── 培養肉を知らないユーザーにどうやって培養肉を広めていきたいですか?

私たちは培養肉の技術の先駆者として、現在、世界中の80以上の企業がさまざまな形で細胞農業に取り組んでいることをうれしく思っています。私たちがこのムーブメントの火付け役となったことは私たちの遺産の一部となるでしょう。

いまは企業として、ファンを増やすということと、培養肉のハンバーガーへの熱狂を広めて行くという非常に具体的な目標に集中しています。消費者は変化を求めているので、美味しくて地球にも優しい選択肢を提供していきます。

Mosa Meat創業者のMark Post氏(写真:MosaMeat)

品質にはこだわっている

── Mosa Meat独自の強みは何ですか?

我々は世界に培養肉を紹介し、誇りをもって肉食製品を市場に送り出すことに専念しています。

私たちは品質にこだわり、現代人が慣れ親しんでいる味、食感、匂い、シズル感、口当たりの良い牛肉を作っています。鶏肉や魚から始めるのは簡単だったかもしれませんが、牛肉は環境への悪影響が最も大きいので、私たちは使命感をもってそこから始めることにしたのです。

ハンバーグ、ミートボール、ハンバーガー、そぼろ丼など、お肉が好きな方には、ぜひMosa Meatを楽しんでください。私たちのチームは現在、世界23カ国を代表者するチームで構成されていますので、私たちの牛肉を何十種類もの家庭料理に使って、一緒に料理をするのが楽しみです。

現在、複数の地域で私たちの牛肉の規制当局による承認を得るプロセス中。承認が得られれば、品質と持続可能性への情熱を共有するシェフのいるレストランでまず販売を開始し、その後食料品店に移行する予定です。

私たちは日本市場に期待し、日本細胞農業協会のメンバーであることが光栄です。日本細胞農業協会は、企業、学者、規制当局、公務員からなるコンソーシアムで、培養肉をすぐに日本に持ち込むための最善策を検討しています。

ラボの中で作られる培養肉はその成長も家畜を育てるよりも短時間で行われる(写真:MosaMeat)
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