成功を生む「まず一歩」日本人が踏み出せない訳

人生が一変するライフシフトの「複利の魔法」

はじめの一歩を踏み出すことが、自分や社会を変えるきっかけになるかもしれません(写真:EKAKI/PIXTA)
シリーズ累計50万部のベストセラー『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の最新版『LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2) 100年時代の行動戦略』がついに刊行され、発売後すぐに14万部のベストセラーとなった。
本書が示す「複利の魔法」に共感し、誰もが「自分開拓者」として小さな一歩を踏み出すことで結果的に社会が変わると語るビザスクCEOの端羽氏が、本書の魅力と自身の経験を語った。

少しずつ自分の“当たり前”を変えていく「自分開拓者」に

『ライフ・シフト2』は、前作よりも広い視点で100年ライフが語られていることが印象的でした。寿命が延び、テクノロジーが進化し、そんな中で私たちは自分の人生のあり方をもう一度考えなくてはならない。

『LIFE SHIFT2(ライフ・シフト2):100年時代の行動戦略』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

そのために、本書では「物語」「探索」「関係」という3つの要素を取り上げています。

前作では、教育・仕事・引退の「3ステージの人生」はもう成り立たないという話が中心で、どちらかというと仕事との向き合い方に重きが置かれていたように思います。

一方で『ライフ・シフト2』は「自分のストーリーを紡ごう」「探索を始めよう」「深い関係性を築こう」といった生き方そのものに言及していますよね。

私たちの世代は今、働き盛りですが、一方で父母の世代を見ていると、「老後の人間関係って大事だな」としみじみ感じます。こうした幅広い視点を提示していることが、本書の面白さの第一でしょう。

また、それらを踏まえたうえで、1人ひとりが社会的開拓者になろうということもメッセージとして強く打ち出しています。

それに対して私が思うのは、社会的開拓者というより、皆が「自分開拓者」になればいい、ということ。ほんの少し、自分の中の「当たり前」を変えていく。

たとえば今日、セミナーを受講して新しいことを学んだ、それによって少し考えがアップデートされた、といったことです。あるいは家事は自分でやるのが当たり前だと考えていた人が、家事代行サービスを利用して空いた時間で家族とご飯を食べにいく。これだって十分な変化じゃないかなと思います。

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