特別な会場、高まるiPhone6への期待 節目の発表をしてきたフリントセンターとは?

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 言うまでもないが、1984年に発表した初代Macはアップルにとって転機となった商品であり、初代iMacは第二期スティーブ・ジョブズ体制のスタートを意味する、象徴的な製品だった。

もちろん、ティム・クックCEOにとっては、この会場を使用するのは、はじめてだ。すでに神話にもなっているような会場をあえてお披露目の場に選ぶということは、今回明らかにする製品に、アップルが並々ならぬ意気込みで臨んでいることを示している。

ファッション系メディアも

現地は警備がかなり厳戒になっており、公式な形での前日取材・撮影などが禁じられている。フリントセンターはかなり大きな会場だが、そこにさらに、今回の発表会専用の施設を急遽作っており、全世界から近年にない数のプレス関係者を招待している。その中には、経済系・IT系メディアだけでなく、ファッション系メディアの姿もある。

ということは、アップルが発表しようしている「なにか」は、ファッション性・デザイン性の面で打ち出したい部分のある製品だ……、ということが予想される。それがなにかは、まもなく判明する。

西田 宗千佳 フリージャーナリスト

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にしだ むねちか / Munechika Nishida

得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、『アエラ』『週刊朝日』『週刊現代』『週刊東洋経済』『プレジデント』朝日新聞デジタル、AV WatchASCIIi.jpなどに寄稿するほか、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。著書に『ソニーとアップル』(朝日新聞出版)、『漂流するソニーのDNA プレイステーションで世界と戦った男たち』(講談社)、『スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場』(アスキー新書)、『形なきモノを売る時代 タブレット・スマートフォンが変える勝ち組、負け組 』『電子書籍革命の真実 未来の本 本のミライ』『iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏』(すべてエンターブレイン)、『リアルタイムレポート・デジタル教科書のゆくえ』(TAC出版)、『知らないとヤバイ! クラウドとプラットフォームでいま何が起きているのか?』(共著、徳間書店)、『災害時 ケータイ&ネット活用BOOK 「つながらない!」とき、どうするか?』(共著、朝日新聞出版)などがある。

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