三日坊主は卒業!「簡単に」行動を習慣化する方法 新しい習慣を0から身につけるのは一苦労だが
理由は、行動力の源になるドーパミンが出るから。
私たちの脳には「側坐核」と呼ばれる場所があり、この側坐核が刺激されると、意欲を高めたり、楽しいと感じる「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。このドーパミンが行動力の源になるわけです。
戦国時代の合戦でも「エイ・エイ・オー!」と叫びながら拳を突き上げる“鬨の声”で士気を鼓舞していましたが、これにも科学的な根拠があったのですね。
このように、テンションはちょっとしたことで簡単に上げることができます。簡単に上げられるぶん、下がるのも早いのですが、「やらなければいけないことがあるのに気乗りしない」といったとき、一時的に気分を高揚させ、行動に初速をつけるのに有効です。
テレワークなどでまわりに人がいない状況ならば、「よし!」とガッツポーズをしたり、鬨の声を上げたりすることもできますが、会社などで行うのはハードルが高いかもしれません。
そんなときには、次のようにほんの少し体を動かすだけでも、ドーパミンを出すことができます。
・座り直して姿勢をよくする
・肩を回す
・爪先立ちをする
・その場で軽くジャンプする
・自分の体の一部分をたたく(頬、肩、腕、太腿など)
いかがでしょうか。これならいつでもどこでも簡単にできそうですよね。
それでもダメなら…
また、ある程度のスペースを確保できるのなら、30秒間高速で腿上げをするのもいいでしょう。
その他、社内を階段で移動したり、コーヒーを買いに行ったりすることも効果的です。ちなみに、コーヒーに含まれるカフェインも、ドーパミンの放出を促す効果が確認されています。
なんとなく気乗りしないときは、無理して気合いを入れるのではなく、ちょっと体を動かしてみる。これを習慣にするだけでも、行動力が大きく変わってきます。ぜひ、取り入れてみてください。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら