「俺の丼プリン」「俺の豚玉」の衝撃 ファミマの大きめシリーズは、女性にも人気
スイーツ好きに性別は関係ないと言っても、どんな種類のスイーツを求めるか、という傾向は男女で違いがあるようだ。
その違いに着眼し、いかにも男っぽいスイーツを展開しているのがファミリーマートだ。その名も“俺の”シリーズ。7月29日には、新商品「俺のWチーズケーキⅡ」(369円)と「俺のバリチョコブラックシュー」を発売している。
黒を基調にした独特のパッケージ
"俺の"シリーズの誕生は、2010年だ。実はそれより前の2007年から、男性向けスイーツに力を入れてきた。ファミリーマートでは、客層の男女比率に比例し、スイーツを買う客の比率も6対4と、男性のほうが高い。
「男性向けスイーツの開発を始めたのは、いわゆる『スイーツ男子』ブームが言われるようになった頃でした。ただ、やはりまだまだ当時は、男性が甘い物を食べるというイメージに抵抗感があった。そこで、男性に手にとってもらいやすいスイーツを作れないか、ということで、男性の開発担当者が中心になりブランドを立ち上げました」(広報担当 津瀬暁子さん)。
量と質を兼ね備え、さらに男性っぽいイメージを強く打ち出すために、「黒」というカラーにこだわった"俺の"シリーズの反響はかなり高く、マスコミにも多く取り挙げられた。意外にも、女性からの支持も高かったという。
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