F35開発、三菱重工の参画が遅れる可能性

日本政府内の意見対立が背景に

 8月4日、最新鋭ステルス戦闘機「F35」開発計画への三菱重工業の参画が遅れる可能性があることが、2人の関係者への取材で分かった。写真は2012年12月、都内で撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 4日 ロイター] - 最新鋭ステルス戦闘機「F35」開発計画への三菱重工業<7011.T>の参画が遅れる可能性があることが、2人の関係者への取材で分かった。費用負担をめぐる日本政府内の意見対立が背景。

三菱重は、F35開発に参画している英BAEシステムズとの後部胴体供給をめぐる合意について、再交渉する必要も出てくる可能性もある。

政府内での意見対立は、費用負担を支持する官僚と、財政赤字削減へ歳出を抑制したい財務省関係者の立場の違いを浮き彫りにした。

三菱重の広報担当者はコメントを差し控えた。BAEの広報担当者からもコメントは得られていない。

菅義偉官房長官はこの件についてのコメントを差し控える一方、F35の計画への参画が日本の技術基盤の高度化と国内産業の育成に役立つ、との見解を示した。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 最新の週刊東洋経済
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ゴーン氏の知力と行動力に<br>日本政府は完敗した

佐藤優氏の連載「知の技法 出世の作法」第613回の題材は、カルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡事件です。ゴーン氏にしてみれば逃亡を選択したのは合理的な判断で、問題は日本の出入国管理が突破されたことにあると指摘しました。