「エア ジョーダンⅠ」40足持つマニアが語る魅力 ナイキ製スニーカーの沼にハマった理由とは?
大人スタイルにもマッチする懐の広さが魅力
ニューヨーク発祥の歴史あるスペシャリティストアであるバーニーズニューヨーク。中野さんはその著名企業にて、PRや自社メディアを統括するアシスタントディレクター。
以前もこのLEON.JPにて貴重なネイティブアメリカン・ジュエリーのコレクションを見せていただきました。
そんな中野さんですが、昨今SNSの投稿を通じ、スニーカーへの溢れる思いをカムアウト。ニューバランスやアディダスなど幅広いブランドのスニーカーを履いてきた達人であり、特にナイキのエア ジョーダン Iに付いては、スニーカー界のキングと絶賛するほどの大ファンです。同モデルのデビューである1985年から、さまざまなバリエーションを手に入れてきたと語ります。
「エア ジョーダンとの出会いは高校生のころ。当時僕は先輩の影響もあってクラブ通いを楽しんでいました。夜ごと渋谷に集まる先輩の足下を飾っていた靴こそエア ジョーダン。そのスニーカーを軸とした渋カジスタイルに憧れ、僕も探して履くようになりました。
当時の若者ファッションである渋カジスタイルは、アメリカンカジュアルからの派生系。足下にニューバランスやエンジニアブーツをチョイスする人も多かったのですが、なかでもエア ジョーダン Iを選ぶ人に、お洒落巧者が多かった印象です。当時はベンデイビスなどのワークパンツと合わせた、ストリートなコーディネートがシーンを席巻していました」
エア ジョーダン Iに関しては、アメリカンストリートカルチャーに根差す象徴的なアイテムという側面も、中野さんの興味を大いに惹きつけました。