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これが「楽天エアアジア連合」結成の舞台裏だ 日本法人トップが語る"捲土重来"への布石

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小田切義憲(おだぎり・よしのり)●1962年生まれ。東京商船大卒。87年全日本空輸入社。成田空港支店、東京空港支店などを経て2011年8月にアジア戦略室副室長。同時にエアアジア・ジャパン取締役に就任。12年12月エアアジア・ジャパン代表取締役兼CEO。13年8月ANAを退社。同年9月エアアジア入社

――拠点空港はどこに?

もうすぐ発表しますので、少しお待ちいただきたい。いずれにしても、国内線を就航する際は、まずは人の移動が多い大都市間の幹線を飛ばしてグループシナジーを発揮します。

実は、旧エアアジア・ジャパンは外国人の利用比率が事前の想定より高かった。成田国際空港を拠点にしていた当時でも、マレーシアから中距離ブランドの「エアアジアX」を使って羽田空港に降り立った訪日客が、成田へ移動して冬場は札幌(新千歳)、夏場は沖縄(那覇)へと向かう需要は多かった。インバウンド需要には期待しています。

――小田切さんは7月1日の会見で、「マーケットの大きさや、インバウンド需要を考えると東京は外せない。発着枠の問題があり、現状は空きスロットがないが(いずれは)羽田空港を拠点に就航したい」と発言しました。

2020年の東京五輪開催に向けて、(発着枠の拡大などの検討が)進められている中で、正規の手続きで正当に割り当てられるべきものだと考えています。

――しかし、「羽田にLCCが就航するのは望ましくない」という政界の意見もあります。

正攻法でトライしていきます。

ちゃんとしたLCCを志向する

――そもそも旧エアアジア・ジャパンは、なぜうまくいかなかったのでしょうか。

私はもともと2011年7月から、旧エアアジア・ジャパンのビジネスに参画して、就航開始から4カ月後の2012年12月にCEOに就きました。旧エアアジア・ジャパンでは、フルサービスを志向するANAとの方針の違いが決定的な溝になり、営業面でも弱い部分があった。

――新生エアアジア・ジャパンは、何が違ってくるのでしょう?

トニーCEOも重視していることですが、従業員が楽しくやる気を持って働ける会社を目指していきます。仕事はきついと思いますが、それでもやりがいがあり、自己成長がもっとできるような会社にしたい。

エアアジアのモットーは「ワークハード、プレイハード」(よく働き、よく遊ぶ)。働きやすい会社にいてこそ、高い価値を提供できます。そのうえで、LCCの特徴である、お手頃な運賃を提供するという、ちゃんとしたビジネスモデルを志向していきたいと考えています。

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