清潔感あふれ「3歳若く見える男」の着こなしワザ 白や黒をうまく使い「先端」をきれいにしよう

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イラスト:ma2 (マツ)/イラスト・漫画家

服の「状態」も「清潔感」を大きく左右します。周りの人が見ているのは、値段よりも状態。毛玉やほつれ、そで口が伸びていないものを着ているだけで好感度が高いです。

ハイブランドにこだわるよりも状態にこだわる

Tシャツも着る前にはシワを取ることが大切。特にたたみジワを取りたいところです。シワがないだけでハイブランドのシャツに引けを取らない印象になります。

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ですが、Tシャツ1枚まで毎日アイロンをかけるのは正直大変ですよね。そこで一家に一台おすすめしたいのが、「スチーマー」です。これは服をハンガーにかけたまま、蒸気によってシワを取ることができるアイテム。アイロン台いらずで軽量なので、お手軽に衣類のケアができます。朝、その日着ていくスーツやカットソー、パンツなどに、スチームをあてるだけで、値段が3000円ぐらい上がって見えますよ。

アウターを使う季節は「ブラシ」があるといいです。毛が柔らかいものならコートやジャケットはもちろん、網目の細かいハイゲージのニットにも使えます。着るたびに洗えないものは、きちんとブラッシングをすることで、汚れが取れ、毛玉も防げるので状態良く保つことができます。

ブラッシングの方法は、まず繊維の流れと反対方向にブラッシングして、ほこりなどを浮かせます。そのあと、繊維の流れに沿ってほこりを払うようにブラッシング。もちろん冬場だけでなく、花粉やアレルギーの季節にも使えます。

「若見え」のコツと「清潔感」の大切さ、参考になれば幸いです。

山本 あきこ スタイリスト、ライフ&ファッションスタイリスト協会代表

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やまもと あきこ / Akiko Yamamoto

ファッション誌や広告など多くのスタイリング経験を生かし、「モデルではなく一般の人でもプロのスタイリストに気軽に相談できる場をつくりたい」と2013年より毎月個人向けのパーソナルスタイリングやスタイリングを教える講座などを開始し、独自のコーディネート理論を確立。以来、予約開始と同時に申し込みが殺到する「予約の取れない」スタイリストに。これまでのクライアント数は1万人以上にのぼり、作ったコーディネート数は30万を超える。『見るだけでパっと決まる! 男子ファッション最強図鑑』(かんき出版)など著書多数。

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