「21秒で100回」非利き手の小指で机を叩けるか ドラゴン桜流「努力できる脳」か否かの見分け方

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(画像:©︎三田紀房/コルク)
16年ぶりにドラマの新シリーズが放送中の『ドラゴン桜』。元暴走族の弁護士である桜木建二が、学力の低い生徒たちを東京大学合格に導く物語です。
新刊『ドラゴン桜 超バカ読書 思考力↑表現力↑読解力↑の東大式99冊!』では、主人公・桜木が「本当の教養」を身に付けられる本99冊を超効率的に紹介しています。
本稿では前回前々回に引き続き、同書より一部を抜粋・編集しお届けします。

集中力アップのための3冊

人の脳には2種類ある。「努力できる脳」と「努力できない脳」だ。

この簡単な見分け方はこうだ。利き腕ではないほうの小指で、座ったまま机の上を21秒で100回叩いてみよ。

100回を達成できた、または100回に達せずとも時間切れになるまであきらめず取り組んだ人は、努力できる脳の持ち主だ。途中で「ダメだ、ムリ!」「いいや、もう」と全力を出すのをやめた人は、努力できない脳ということになる。

とはいえ悲観することはない。これはどちらの脳が優秀かということを明らかにするものではない。そこにあるのはタイプの違いであり、それぞれ自分に合った勉強法をとればいいだけの話だ。

受験はコツコツ努力できる人が圧倒的に有利。努力できる脳を持っているならアドバンテージをいかして、滞りなく計画を進めればいい。

努力できない脳の人は、それなりの工夫をしよう。このタイプは、自分が好きになったことには集中力を発揮する。受験勉強にハマれるよう、自分なりの仕掛けを導入すればいいんだ。

ここでは、脳と生命の仕組みを知って集中力を高める本を手にとろう。きっと学びを促進する力になってくれるはずだ。

次ページ1冊目は有名脳科学者の本
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