猫飼い人なら共感しかない「生活あるある」7つ 2匹の保護猫との東京下町での幸せな暮らし

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

さきとも:『ねこしき』読ませていただきました! 実は活字を読むのがあまり得意でないのですが、2時間で1度読み終わり、3回読み直しました。とくに31ページの「元来、生真面目で完璧主義なところがある私は、できない自分を必要以上に追い詰めてしまう。そんなとき、きゅっと心が縮こまり、視野がぐんと狭くなるのがわかる」という部分にとっても共感しました。年齢的に、周りの環境が変わったり仕事が忙しくなってきて、焦りがものすごくあったんです。そんな中で読んで、ひとことひとことが自分の中に入ってくるようでした。

猫沢さん(以下敬称略):うれしいです。もともと独り言のようなものをインスタに書いているところを編集者の方が見つけて声をかけていただいたのが、この本の始まりなんです。立場や職業や年齢は違っても、例えばはたから見たら幸せそうで成功しているような人でも、意外へこむことは大差がない気がしていて。誰しもが持っている、日々生まれてくる「どうしてこうなっちゃうんだろう」という情けなさを言葉にしたんです。そういう感覚と、日々の生活に欠かせない料理をセットにして届けたいという気持ちがあって。

さきとも:これに載っている「地獄のチェリーパイ」が食べたい……。

猫沢:あれはね、中身のベースが本当にジャムだけなんで、簡単ですよ。ひと瓶買ってガッと入れるのがおすすめ。

焼くとき、フィリングが噴火する様子から「地獄のチェリーパイ」と名付けたそう(写真:Domani)

さきとも:「苺のタルティーヌ」は作りました。とってもおいしかったです。この本、開きやすくて料理を作るときにも便利でした。

猫沢:コデックスという、ハードカバーの背がない作りなんです。料理を作りながら粉のついた手で押さえたりするじゃないですか。これはページが平らに開くから押さえる必要がないし、片手でめくれるんです。日本だとあまり見かけない作りかもしれないですね。

ページが平らに開く「コデックス」。本のノドから全開になるので、レシピを見ながら料理を作るときもノンストレス!(写真:Domani)

猫飼いなら共感!?猫がいる生活はこんなことが起こる!

さきとも:猫沢さんと私たちの共通点は猫を飼っていることなので、「猫と暮らしていたらこんなことあるよね」を一緒に考えてみました。まず今回は【猫飼いの生活あるある】です。

【猫飼いの生活あるある 1】
衣類に猫毛がついていてナンボだと思っている

猫沢:その日会う人にもよるんですけど、みんな猫飼いなら毛がついていても全然OKなんですけど、現場によってはそんなの通用しないこともあるじゃないですか。だから玄関で全身コロコロして出かけたりね。

次ページコロコロは必須アイテム!
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事