就活生に教えたい会社選びで「最も重要な点」

入ってから後悔することないように今考えよう

就活をするときに見逃されがちな重要ポイントとは(写真:Fast&Slow/PIXTA)
題名の「しゅうかつ」は就職活動の「就活」、社会が求める人材を目指す「習活」、よりよく生きるための「充活」(充は漢音でしゅうと読む)の3つを指す。とりわけ重要なのが、社会人への第一歩を踏み出すとき、自分はどうありたいか、How to beの軸をしっかり持つことと著者は説く。
今年も就活戦線の幕が開けた。“勇気づけの心理学”ともいわれるアドラーの理念とともに、『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら』を書いた中小企業診断士でキャリアコンサルタントの長田邦博氏に就活生へのアドバイスを聞いた。

「原因論」ではなく「目的論」に視点を

──人生の転機において、アドラー心理学が支えになる点とは?

「原因論」ではなく「目的論」に視点を置く点です。従来の心理学はどうしても、なぜ?を突き詰めていく原因論に傾きがちでした。でも視点を一つ変えるだけで、見えてくる世界は全然違ってくる。

例えば、「あなたは“なぜ”立ち止まっているのか」という問いかけ。原因論では、何のトラウマが理由でなぜそれがトラウマなのか、内へ内へと深掘りしていく。これだと問題の解説はできても解決には至らない。それに対し、目的論の問いかけは「あなたは“何のために”立ち止まっているのか」。より未来志向であり、いろんなアイデアが出てくる。人間が生きているのは未来の自分のため。人生を切り開こうというとき、こちらの視点がより助けになります。

──「就活」ではまず、「自分軸」をつくることを勧めています。

就活を一時のライフイベントではなく、人生を見据えた中長期的スパンで位置づけてほしい。ここを始点に次のライフステージの習活、充活へつながるからです。

次ページWant=自分は何をしたいのか、という問いが大事
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 近代日本を創造したリアリスト 大久保利通の正体
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日米の躍進銘柄を総まくり<br>発掘! 未来の成長企業

米国の株式相場上昇に目を奪われがちですが、日本でも未来を牽引する成長企業は確実に育っています。本特集では「新興成長企業」や「トップの通信簿」などのランキングを掲載。GAFAMやメルカリの次の新主役を探しましょう。

東洋経済education×ICT