終戦を満州で迎えた日本人家族が脱出した瞬間 漫画「ひねもすのたり日記」(第12回)

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日本の敗戦後、満州では毎日のように暴動が起こるが……

『あしたのジョー』など数々の人気作品で知られる漫画家・ちばてつや氏、18年ぶりの連載作品!

『ひねもすのたり日記(1)』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

1939年に東京で生まれたちばてつや氏は、同年11月に朝鮮半島を経て、1941年1月に旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡りました。そして1945年に終戦、翌年中国より引き揚げています。

満州で育った、ごく普通の少年だったちばてつや氏は、いかにしてその後、国民的作家となったのか?

『ビッグコミック』にて連載中、ちばてつや氏が自身の半生を振り返るオールカラー・ショートコミック『ひねもすのたり日記』(小学館)より一部抜粋して、ご紹介します。

この記事の漫画を読む(5ページ)
ちば てつや 漫画家

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ちば てつや / Tetsuya Chiba

1939年生まれ。高校在学中に貸本漫画家としてデビュー。以後、少女漫画、少年漫画、青年漫画と幅広いジャンルにて活躍。国民的漫画作品『あしたのジョー』(原作・高森朝雄)のほか『おれは鉄兵』『のたり松太郎』『あした天気になあれ』など代表作多数。2002年、紫綬褒章受賞。2014年、文化功労者。

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