4WDターボ「GRヤリス」の走りは本物なのか?

トヨタGRヤリスをターザン山田がぶった斬る!

今回の試乗車は、ブレーキメーカー「MKカシヤマ」のデモカー。ベースは「GRヤリス RZ」で、サスペンションやマフラー、ホイール&タイヤなどが変更されたライトチューン仕様だ(東洋経済オンライン編集部撮影)

東京オートサロン2020で世界初公開され、2020年9月4日に発売されたトヨタ「GRヤリス」。GRモデルとしては、「GRスープラ」に続き、第二弾となるトヨタの本格スポーツカーだ。FIA世界ラリー選手権(WRC)で勝つために生まれたモデルであり、1999年に生産終了した「セリカGT-FOUR」以来、トヨタとして約20年ぶりにスポーツ4WDを搭載したモデルとしても注目度が高い。

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また、車名は同社のコンパクトカー「ヤリス」と同じだが、パワートレーンからボディまでまったくの別物だ。パワートレーンは、新開発の1.6リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載し、272psというパワーを発揮。ちなみにFF(前輪駆動)で1.5リッターのNAエンジンを搭載したグレード「RS」も設定。そのほかにも標準のヤリスが5ドアに対し、GRヤリスは3ドアとなっており、ボディサイズからホイールベース、トレッド幅まで異なる。その走行性能の高さは、すでに多くの試乗インプレッション、さらに各種カテゴリーのレースでも実証されている。

GRヤリスの走行性能に疑う余地はないが、それはノーマルでの話だ。こういったスポーツカーなら、チューニングへの適合性も気になってくるし、サーキットやワインディングロードでの爽快感も重要なポイント。本企画の執筆を担当しているプロドライバー“ターザン山田”こと山田英二もGRヤリスの走行性能、とくにサーキットやワインディングでの走りが気になっているひとり。そこで、GRヤリスの走行性能をストリート・ワインディングロード・ミニサーキットという3つのステージで走り込み、3回にわたってチェックしていく!

ファーストコンタクト ターザン山田✕GRヤリス

試乗したGRヤリス。派手なカラーリングだが、レース車両ではなく、あくまでストリート向けのライトなチューニング内容になっている(東洋経済オンライン編集部撮影)

東洋経済オンライン編集部(以下、編):今回は、山田さんの得意分野でもあるハイパワー4WDターボですね!過去に「ランエボ」や「インプレッサ」のレーシングカーやチューニングカーに乗り、数々の記録を打ち立ててきた4WDターボマイスターの山田さんがGRヤリスをどう評価するのか、とても興味があります!それも今回はノーマル車ではなく、改造車!まさに山田さんの得意分野ですね! 

ターザン山田(以下、タ):トヨタ自動車が100パーセント自社開発でつくり上げた4WDスーパースポーツカーGRヤリス!気になるよね!じつは、実車に乗るのは今回ははじめてなんで、すごく楽しみ!直列3気筒1.6リッターDOHC直噴ターボのG16E-GTS型エンジンは気になる存在だよね。ちなみに今回試乗したのは、ノーマル車ではなく、ライトチューン仕様の“RZ”だ。

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