広瀬すず「AGC」のCMがなぜか印象に残るワケ 綾瀬はるか×桑田佳祐BGMでユニクロもヒット

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最後に、国民的な人気女優と訴求力のあるCMソングの組み合わせが光った『UNIQLO』のCMを紹介したい。同ブランドは『ユニクロLifeWear』のアンバサダーとして綾瀬はるかを起用したシリーズCMを2月12日より展開。

ユニクロ/LifeとWear(Wジーンズ買い物篇) 60秒(動画:YouTube ユニクロ公式チャンネルより)

「ふだん着の日が、人生になる。」をテーマに、日常に寄り添う“究極のふだん着”LifeWearを訴求する内容で、今期は『スリムストレートハイライズジーンズ』にフォーカスしたCMが18位にランクインした。

BGMには桑田佳祐の『若い広場』を使用。2017年に放送されたNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌として、記憶している人も多いのではないだろうか。

CMは綾瀬がショッピングカートを押して歩きながらUNIQLOの店内を眺めるシーンに始まる。続けて彼女がジーンズを試着したり、商品を次々とカートに入れたりする様子が映され、レジでの会計時に試着したジーンズをはいたままだと店員に指摘されてしまうストーリーだ。

「私には今、たくさんのふだん着が必要だ」というナレーションや「ジーンズの日は、脚が長く見える日。」といったコピーとともに展開し、最後は商品を購入した綾瀬が店を出て歩く姿に「ふだん着の日が、人生になる。」「LifeとWear」のメッセージを重ねた。

何気ない幸せを感じる瞬間を魅力的に表現

モニターの反応を見ると「綾瀬はるかさんの登場で改めてユニクロのCMに目がいった」「桑田佳祐の歌も良く、綾瀬はるかが自然でかわいい!」など、新たに起用された綾瀬のナチュラルな魅力や桑田らしい情感のある歌声を評価する声が目立った。

特に女性層からは「普段着にこそ、着心地の良い服を……。コンセプトに共感」「ジーンズの形の良さが印象に残り、試してみたいと思った」など、“ふだん着”そのものやジーンズへの関心を示すコメントが相次いだ。

コロナ禍の影響やテレワークの普及によって、普段着で過ごす時間が増えた人も少なくないだろう。本作では綾瀬ならではの親しみやすく飾らない姿を通して、普段着を買いに行くといった何気ない幸せを感じる瞬間を魅力的に表現することで、多くの視聴者の共感を集めたようだ。このほかカフェや街中を舞台にした新CMもオンエアされており、今後の展開にも引き続き注目していきたい。

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