メルケル首相復活祭中に厳格な都市封鎖を実施 全ての店舗が5日間閉鎖、国民は外出自粛

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ドイツのメルケル首相と州首相らは、新型コロナウイルスの「第3波」急拡大に対処するためイースター(復活祭)期間中に厳格なロックダウン(都市封鎖)を実施することで合意した。

欧州の苦境が浮き彫りに

全ての店舗が4月1日から5日間閉鎖される。食料品店は4月3日のみ営業する。メルケル首相が州首相らとの11時間を超えるビデオ会議後に発表した。国民は外出自粛を求められ、集まりは2つの世帯まで、人数は5人までに制限される。

メルケル首相

ドイツの感染増加ペースはここ1カ月にほぼ倍増、医療を圧迫するリスクが生じ、新型コロナの封じ込めに向けた欧州の苦境を浮き彫りにしていた。

現行のロックダウン措置は4月18日まで延長される。必需品以外の店舗の部分的閉鎖やホテル、レストラン、ジム、カルチャーセンターの閉鎖が含まれる。

3月初めに合意された経済を慎重に再開していく計画は延期された。4月12日に再び会合を開き、事実上約4カ月続いている部分的ロックダウンをどうするか協議する。

メルケル首相はまた、欧州連合(EU)は全般的なワクチン輸出禁止講じるべきでないと述べた。

原題:Merkel Agrees Radical Easter Lockdown to Check Covid Surge (1)、Merkel Says EU Shouldn’t Impose a General Vaccine Export Ban(抜粋)

著者:Arne Delfs

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