アップルが高性能ヘッドホンで起こす再旋風 549ドルもするエアポッドマックスが尖兵に
フューチャーソースのアナリスト、ラシカ・ドソウザ氏によると、技術向上に加え中国の小米などの新規参入に伴う価格下落を背景に、アップルやサムスン電子、華為技術(ファーウェイ)などスマホメーカーは2020年の世界ヘッドホン出荷台数で32%のシェアを占めた。売上高でみると、そのシェアはさらに高いという。
サムソン、ファーウエイもアップル戦略の恩恵受ける
ドソウザ氏は「アップルは自らの活発なエコシステムをワイヤレスヘッドホンで補完することでニッチを作り出すことに成功した」とした上で、「このトレンドから他のスマホメーカーも恩恵を受けている」と指摘した。

スマホメーカーはデジタルアシスタントやノイズキャンセリングなどの機能を追加し、音響を幅広いモバイル体験の一部にすることで既存の専門ブランドを苦しめている。調査会社IDCによると、この市場規模は20年で推定355億ドル。
アップルが昨年12月に発売したエアポッドマックスには臨機応変に音声を調整したり、ホームシアターのようなサラウンド音響を提供する「スパティアル・オーディオ」機能を支える処理能力がある。
原題:Apple Joins Smartphone Giants Upending the Big Headphones Market(抜粋)
著者:Vlad Savov
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