継続疑義注記の追加記載に至ったペッパーランチの苦境
今年3月末時点で、残る買掛金債務は1.9億円だが、現預金の保有額は8100万円。短期間で現金化できる当座資産は4.28億円(売掛金3.42億円、一時所有有価証券500万円、受取手形ゼロ)にまで縮小している。会社は一時休止している同債務返済のため、「5~6月頃に、増資を軸に新たな資金調達方法を模索している」(山本健二専務管理本部長兼CFO)というが、今のところ明確なメドは立っていないもようだ。
本日8日の株価終値は前日比1300円下落(前日比2.57%下落)し、4万9200円で引けた。疑義注記の追加記載という悪材料に反応して売りが進んだと見られる。本日の出来高は128株と、前日までの1週間で1日当たり33株だったことを考慮すると急増した。明日以降も活発な売買がなされる可能性もある。
(二階堂 遼馬)
《東洋経済・最新業績予想》
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益
単本2009.12 6,419 108 92 -577
単本2010.12予 5,500 95 85 50
単本2011.12予 5,900 105 95 60
単中2009.06 3,444 147 138 84
単中2010.06予 2,650 20 10 5
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1株益¥ 1株配¥
単本2009.12 -25830 0
単本2010.12予 2052 0
単本2011.12予 2463 0
単中2009.06 3791 0
単中2010.06予 205.2 0
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