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トップコンサルも重宝!「おでん図」のすごい力 全体が可視化され気づきを得られる「ポンチ絵」

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  • 平井 孝志 筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授
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今、あなたは日本のとあるメーカーに勤める30代の技術者。男性・既婚・子ども1人、です。仕事に大きな不満があるわけではないのですが、社会に出ていろんな世界に触れるにつれ、より大きな舞台、例えばグローバルなビジネスシーンでリーダーとして活躍したいという思いが強くなってきました。あなたは今後どのようなキャリアパスを選んでいくべきなのでしょうか。

この課題の大きな立て付けは、「現状→ありたい姿」。なので「おでん」が適していそうです。ヨコ軸を時間、タテ軸をキャリアのレベル感にするのが自然でしょう。右上が「グローバル企業で活躍するリーダー」、左下が「日本のメーカーの技術者」です。

このギャップを埋めようと「余白」をにらむと、いくつかの考えが浮かんできませんか。

グローバルだから外資系企業に転職? 将来のために事業立ち上げ経験を持つ? もっと身近なところでは英会話を習う、経営に関する勉強をする、いやいやしばらくは今の職場で頑張って後で考える? などです。

出所:『武器としての図で考える習慣』

練り合わせて新しい「具」をつくる

これらを眺めて、関連しそうなものを点線で「囲んで」みると、新たなアイデアが湧いてきます。例えば、経営と英語を「囲む」と、海外にMBA留学するという具体的な選択肢も思い浮かびます。経営と転職を囲むと外資系企業のみならず戦略コンサルティング会社への転職、あるいは、事業立ち上げと経営を囲んでみるとベンチャー企業へ転身、という選択肢も見えてきます。

出所:『武器としての図で考える習慣』

このように「おでん」を描き、余白を眺めたり、文字を「囲む」など手を動かしていくと、問題解決に向けた第一歩を踏み出せます。

ぜひ皆さんも、いちどお試しください。

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