過労自殺しかけた彼女が語る「働くことの意味」 職場で他人の都合をうかがい振り回される事も
「生きるために働く」それは当たり前で、重要なことです。でも、人間はそれだけのために、限界まで働き続けるのは難しいと思います。
キリストではありませんが、「パンのみにて生くるにあらず」です。「何のために働いているんだろう」と思うようになってきたら、「生きるため」という答えで終わらず、「『どう』生きるため」なのか、考えてみてほしいです。目先のことだけではなく、人生の、遠くを見てほしいのです。
体を壊せば仕事もやめざるをえない
家族を養うために働く人も多いでしょう。でも大黒柱が過労で働けなくなったら、家族の幸せはどうなるでしょうか。
仕事に生きがいを感じている人もいると思います。でも身体を壊せば、その仕事も辞めざるをえず、志半ばで終わってしまいます。
家族を長期的に幸せにするためには、目先のお金より、健康をとらないといけないときもあると思います。一時的なお金はセーフティネットから得られることもあります。
仕事だって、目先の仕事ばかりで倒れたら、本当に成し遂げたかったことはどうなるのでしょうか。健康を優先しながら続ける方法はあるはずです。「自分は何のために、『どういう人生をおくるために』、働いているのか」たまにでいいので、考えてみると、見えてくるものがあるように思います。
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