過労自殺しかけた彼女が語る「働くことの意味」

職場で他人の都合をうかがい振り回される事も

 

「生きるために働く」それは当たり前で、重要なことです。でも、人間はそれだけのために、限界まで働き続けるのは難しいと思います。

キリストではありませんが、「パンのみにて生くるにあらず」です。「何のために働いているんだろう」と思うようになってきたら、「生きるため」という答えで終わらず、「『どう』生きるため」なのか、考えてみてほしいです。目先のことだけではなく、人生の、遠くを見てほしいのです。

体を壊せば仕事もやめざるをえない

家族を養うために働く人も多いでしょう。でも大黒柱が過労で働けなくなったら、家族の幸せはどうなるでしょうか。

仕事に生きがいを感じている人もいると思います。でも身体を壊せば、その仕事も辞めざるをえず、志半ばで終わってしまいます。

家族を長期的に幸せにするためには、目先のお金より、健康をとらないといけないときもあると思います。一時的なお金はセーフティネットから得られることもあります。

仕事だって、目先の仕事ばかりで倒れたら、本当に成し遂げたかったことはどうなるのでしょうか。健康を優先しながら続ける方法はあるはずです。「自分は何のために、『どういう人生をおくるために』、働いているのか」たまにでいいので、考えてみると、見えてくるものがあるように思います。

次ページ主語を自分にしてみる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 買わない生活
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
世界の投資マネーが殺到<br>沸騰! 医療テックベンチャー

2020年に世界の医療関連ベンチャーの調達額は465億ドルと過去最高を記録。10年間で5倍に膨張し、米グーグルやアマゾン、アップル、さらには中国の巨大IT企業もこぞって進出中です。国内の有望スタートアップ21社も掲載した必読の最新ガイド。

東洋経済education×ICT