目的駅の手前で終着、「ムカつく行き先」選手権

山手線大崎行き、京浜東北線南浦和行きなど…

大阪メトロ御堂筋線の「中津行き」。新大阪で急いで新幹線に乗りたい人にとっては出会いたくない列車だ(筆者撮影)

駅で電車を待っているとき、目的地に行かない列車がやってきて不愉快な思いをしたことはないだろうか。SNSのツイッターでは、「ムカつく電車の行き先選手権」と称して自分が不愉快に思った行先を発信するという、「ムカつく行先」がしばしば話題となる。

投稿に見る、利用者のなげき

投稿を見ると、さまざまな行先が発信されており、山手線の大崎行き、京浜東北線の蒲田行き、南浦和行きなどが挙げられている。

こうした「ムカつく行先」の先にある駅が利用者の多いことが多く、それが利用者をいらだたせている。このほかにも、「終電間際に自宅の最寄り駅に向かう電車が来ない」とか、「終着駅が遠すぎて寝過ごしてしまうと大変」といった投稿も見られる。

山手線の大崎では1つ隣の駅が品川となるのをはじめ、高速神戸の隣は神戸電鉄線と接続する新開地、東京メトロ東西線や中央・総武緩行線の西船橋の隣は船橋、京浜東北線の蒲田の隣は川崎、南浦和の隣は浦和、中央線の豊田の隣は八王子だ。横浜線の東神奈川の隣は横浜で、いずれも1駅手前で足止めされているものだ。また、武蔵野線の東所沢の隣は西武池袋線と乗り換えができる新秋津など、乗り換えに便利な駅というのも共通している。

南武線の武蔵中原行きは2つ先の武蔵溝ノ口、稲城長沼行きは2つ先が府中本町で、東急田園都市線や武蔵野線への乗り換えができないのが不満だ。武蔵野線に戻ると、南船橋と新習志野行きは、幕張メッセや幕張新都心がある海浜幕張まで行ってほしいという人は多いだろう。同様に、東急東横線の菊名行きは横浜に、渋谷行きは都心方面や乗り入れ先の東武東上線や西武池袋線に、阪急宝塚線の雲雀丘花屋敷行きは宝塚に行ってほしいという人は少なくないはずだ。

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