下に厳しく上しか見ない「ヒラメ上司」撃退術 360度評価で炙り出す管理職が気づかない問題

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この結果を、ヒラメの上司に見せれば

「あなたは5点つけてますけど、ほかの人はみんな1点ですよ」

「評価しているのは、あなただけですよ」

と、ヒラメの上司にもプレッシャーをかけることができます。

実は360度評価の「本当の主役」はヒラメの「上司」なのです。ちゃんと見てないことが、如実に表れるからです。

360度評価は、私の会社にも問い合わせが多く、たくさんの企業が導入しています。ヒラメ管理職の対処法としても大変有効な方法です。

怖いほうに立ち向かっていくのが長い目で見たら得する

下に厳しく、上にへりくだる。ヒラメ管理職は、いつの時代もいますし、いなくなりません。

会社に限らず、「客だから」「お金を払っているんだから」と言って、タクシーの運転手さんに厳しく当たる、飲食店でいばり散らすなど、立場の弱い人に対してひどい態度を取るような人は、そもそも人間としてダメでしょう。

本当に偉い人ほど、誰に対しても、きちんと挨拶するなど、公正な態度を取っているものです。

そういう態度は、必ず誰かが見ています。

上には厳しく、下には寛容に。目指すべきは、こちらでしょう。

怖いほうへ怖いほうへ立ち向かっていったほうが「あの人は、上に対しても、ちゃんとモノを言う人なんだ」と評価され、長い目で見たらトクです。

それで左遷されても責任は取れないので、あくまで私の個人的な意見ですが、上に意見して冷遇されるような会社なら、辞めたほうがいいです。ヒラメの温床になるような組織では、安心して働くことはできません。

世の中には、社長に逆らったとか、異議申し立てをした社員でも、クビにせず、逆に評価してくれる会社もたくさんあります。そういう会社を見つけましょう。

下に厳しく、上にへりくだる社員は、どんな組織にも必ずいますが、周りもみんなわかっています。気づかないのは本人だけ。いつか必ず報いを受けます。

早急に解決したい場合は、人事に相談して、組織サーベイや360度評価を実施し、白日のもとにさらしましょう。それが会社のためにもなります。

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アルファポリスビジネス編集部

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