「充実野菜」「ルーツ」を作った男の"成功法則"

伝説のマーケッターは、なぜヒットを出せるのか?

脳みそを適度にリラックスさせることも大事です。私はサラリーマン時代、アイデアが必要なときは喫茶店へ行ってリラックスしながら情報誌を読んだりしていました。上司からは、「なんでデスクで仕事しないんだ!」とよく怒られたものです。

ホワイトボードに行き先を書いたのに、上司に「行ってきます」と言わなかったために怒りを買い、「職場無断離席」という社長名入り正式書面もらったことがありますが、それはまた別次元の失敗ですね。破天荒の勲章として、今でも大事にとってあります。

【鉄則04】 パワポで企画書を書き始めない

パワーポイントで企画書を作成するビジネスパーソンは多いでしょうが、これは考えものです。新しモノ好きな私は、ウィンドウズ95が登場するとすぐに飛びつきましたが、パワポで作成した企画書の商品は、いくら気合いが入っていても、どれも成功しませんでした。それから、パワポとの付き合い方を再考しました。

まっさらな状態からパワポで作ろうとするからダメなのです。まだ企画の詳細が決まっていないうちからパワポで作ろうとすると、便利なテンプレートやアニメーションなどの横道にそれてしまい、肝心の中身がまとまりません。キーボードにタッチしながらゼロをイチにするのは、難しいのです。いちばんなのは、手を使ってペンで紙に書くこと。企画の中身をまとめてからパワポで作るのはOKです。

【鉄則05】 改善するなら、30%ルールで

売れ行きが落ち始めたとある商品の売り上げを挽回させようと、コンビニ店舗で20%割引を実施したことがあります。しかし、販売数はほとんど動かず、割り引いた分だけ無駄な費用を出してしまいました。

これは私の経験に基づく数値ですが、人は何かが30%以上変化しないと行動を変えません。20%の変化だとスルーです。30%を超えてくると「おっ?」と反応してくれる。30%という数値には、魔法があるのでしょう。

30%増量、30%値引き、30%広告費の追加、などなど。改善を図るなら、これくらい大きく変えるべきです。

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遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

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