「婚活が苦痛な男性」が結婚できる唯一の方法 「女性と付き合うエネルギー」が不足している

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結婚はしたい。しかし婚活へのエネルギーが不足している……そんな男性が結婚するにはどうしたらいいのでしょうか(写真:Yuji_Karaki/iStock)
2020年は新型コロナウイルスに翻弄された年だった。人との接触を断たれ、孤独を感じて婚活を始めた人も多いだろう。しかし、実際に始めてみると、思いのほか大きなエネルギーを使うのが婚活だ。そしてこのエネルギーは、人によって持ち合わせている量が違う。
仲人として、婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声と共にお届けしていく連載。今回は、「頑張るエネルギー量がそもそも少ないなら、淡々と婚活をしていくのも1つのやり方」ということについて記したい。

緊急事態宣言期間中に猛烈に孤独を感じて

2020年は、新型コロナウイルスに始まり、新型コロナウイルスに終わった、そう言っても過言ではないだろう。この1年が、これほどコロナに翻弄される年になるとは、誰もが予想していなかったはずだ。

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人々のライフスタイルも、大きく変わった。外出時のマスク着用は、当たり前。仕事がリモートワークになったり、国内外の旅行が制限されるようになったり、会食の機会が減ったりと、移動や人と関わる生活に大きな変化が生まれた。

1人暮らしの独身者で、孤独を感じた人も多かっただろう。緊急事態宣言期間中の4月末に、入会面談にやってきた聡太(仮名、32歳)も、猛烈に孤独を感じた1人だった

「結婚はいつかできたらいいと、漠然と思っていました。でも、コロナで会社がリモートワークになって、実家に帰ることもできずに1人で部屋の中にいたら、ムチャクチャ寂しくなったんです。こんなときにパートナーが側にいたらいいなと思いました。婚活をして、結婚したいです」

ただこのとき、心配も口にしていた。

「大学が理系で周りは男ばかり。その後、専門知識を極めたくて大学院にも行きましたが、そこも男社会だった。会社にも女性がほとんどいない。これまでの恋愛経験がゼロなんです。こんな僕でも大丈夫でしょうか?」

学歴を聞くと、誰もが知っている有名な国立大と同大学院を卒業していた。勉強は人一倍してきたのだが恋愛には疎遠という、典型的な理系男子だった。

恋愛経験がないままに歳を重ねてしまったという人に、私はいつもこんな恋愛キャッチアップの方法を説明する。

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