どうしても減点法になってしまう婚活の出会い
「婚活をするなら、相手を減点法ではなくて加点法で見ていかないとうまくいかない」とは、お見合い婚活のおきてのように言われていることだ。しかし、お見合い婚活の出会い特性として、それをするのがとても難しい。
生活圏内の恋愛結婚は、出会った時点で“この相手と結婚しよう”とは思っていない。なので、気構えや気負いがないままに“好き”という気持ちが育っていき、恋愛をして、それが結婚へとつながる。
ところが、お見合いは、出会う前にプロフィールで相手の情報を確認する。その情報を持って、“結婚相手になるかもしれない異性”に出会いにいくのだ。結婚は一生のこと。リアルな本人を目の前にしたら、“写真よりも太っている”“髪の毛が薄い”“性格はおおらかと書いてあったのに、せっかちそうにしゃべる”などと、自然に相手をプロフィールの情報と見比べて精査するスイッチが入ってしまう。
そして、お見合いを突破すると仮交際に入るのだが、そこからは、結婚に向けて相手を思う気持ちを育てていく期間となる。
気持ちを育てるには、どうしたらいいのか? それには、とにかくたくさんのコミュニケーションを取ることだ。LINEやメールのやりとりはこまめにする。時間を見つけて頻繁に会う。ネット婚活は、同時に何人もとお見合いしたり仮交際したりできるので、悠長に構えていたらスピード感のあるマメな人に割り込まれて、動けない人は記憶からかき消されてしまう。
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