コロナ禍は今後の新卒採用をどう変えるのか 合同説明会なく、インターンもオンラインで

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「2022年卒採用で始めること」という設問に対する回答で最も多いワードは「オンライン」だ。オンラインの選択によって新たな戦略を策定するというコメントもある。

「基本的にはオンラインを中心とする。対象学生を全国に拡大する」(情報・通信・従業員300人以下)

オンラインのメリットは、時間と空間の制約からの解放。リアルだと地方学生へのアプローチは難しかったが、オンラインなら容易である。

ここ数年の採用施策で最も重要なのはインターンシップ。2022年卒でも「インターンシップ」をあげる企業は多い。これまでに実施していないが新たに導入する、実施する回数を増やす、インターンシップの内容を見直すという意味だろう。

インターンシップもオンラインで

オンラインインターンシップを導入する企業もある。インターンシップ実施企業が2022年卒採用でオンラインに切り替えるという意味だろう。業種では情報・通信が多い。

「オンラインインターンシップの実施を検討中」(情報・通信・301~1000人)

「オンラインでの面接やインターンシップの検討」(サービス・300人以下)

説明会や面接のオンライン化に言及する企業もある。オンラインインターンシップより数が少ない理由は、調査時期が早く、サマーインターンシップの直前(2020年6月末~7月初め)だったからだろう。業種はさまざまで、商社・流通、メーカー、運輸・不動産とばらけている。

「WEB面接の継続」(商社・流通・1001人以上)

「コロナの状況次第だが、オンライン説明会が必要になるかもしれないと考えている」(メーカー・300人以下)

「一次面接のweb面接の実施は早く実現したい」(運輸・不動産・300人以下)

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