新型「レヴォーグ」実際買うならどのグレードか

付加価値の高い「アイサイトX」の必要性は?

アイサイトX搭載のEX系グレードは、ベースグレードから38万5000円高(全グレード共通)となるが、ベースグレードでメーカーオプションの「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテイメントシステム(27万5000円)」や、コネクティッドサービスなども標準装備となるため、アイサイトXは実質11万円のオプションと言える。

コネクティッドサービスの「SUBARU STARLINK」は、急な体調不良などの緊急事態のほか、あおり運転に遭った際にも活用できる「SOSコール」のほか、エアバッグが作動するような事故が発生した際は自動的にコールセンターに繋がるサポートが付帯される。これらのサービスは新車購入の場合、5年間無料で使用できるので使わない手はないだろう。

SUBARU STARLINKのサービス内容(写真:SUBARU)

そしてEX系では、ベースグレードではオプションでも選択できない12.3インチ液晶メーターも標準となる。これはドライバー目の前のメーターがすべて液晶モニターになるもので、通常のメーター画面のほか、ナビ情報と連携する地図画面や、アイサイトの情報をわかりやすく表示する画面への切り替えも可能な先進的なメーターとなっている。

アイサイトX搭載車のみとなる12.3インチフル液晶メーター(写真:SUBARU)

事前受注の90%以上はアイサイトX搭載車

ベースグレードにも従来より進化したアイサイトが標準装備されるため、それで十分と考える人もいるかもしれない。

全6グレード構成。GT・GT-H・STI SPORTで、それぞれにEXが設定される(写真:SUBARU)

しかし、アイサイトXをはじめとする先進安全装備は付加価値が高く、レヴォーグを「ツーリングワゴン」として使うのであれば、EX系グレードを選択したい。ちなみに事前予約分の8290台のうち、93%のユーザーが「アイサイトX」搭載車を選んでいるという事実もお伝えしておこう。

「EX」系にするかどうかを決めた後は、いよいよグレード選択に移る。グレード毎の価格差は「GT」系と「GT-H」系で22万円、「GT-H」系と「STI Sport」系で38万5000円となる。「GT」系と「GT-H」系の最もわかりやすい違いは、装着されるタイヤホイールが17インチとなることだろう(ほかのグレードは18インチ)。あとはヘッドライトなどの加飾やアンビエント照明が省かれるといったところ。

機能的な差は、リバース連動ドアミラーやドアミラーメモリー&オート格納機能、助手席パワーシート、リアシートヒーター、ハンズフリーオープンパワーリアゲートといった装備だ。これらの装備はあるに越したことはないが、なくて大きく困ることはないといったものが中心なので、少しでも安く新型レヴォーグを狙いたいという人は「GT」系でも不満が出ることはないだろう。

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