10月相場は「Octoberサプライズ」になるのか

「強気継続」だが、やっぱり気になることがある

酸素吸入の報道もなされているトランプ大統領。10月の相場は混乱するのだろうかか(写真:AP/アフロ)

10月相場はいきなり、新システム開始以来初の「売買終日停止」で始まった。世界の主要取引所の1つである東京証券取引としてはあってはならないことだが、この日の世界株価に波乱はなく、円は安定し、NYハイテク株は順調で、翌日の日本株も落ち着いていた。

ホッとしたのもつかの間、ナスダックが再度不安定に

「事なきを得た」とほっとした日本の投資家に翌2日の午後、襲い掛かったのは「ドナルド・トランプ大統領夫妻、新型コロナウイルス感染」のニュースだった。

消化難の材料で日経平均株価は一時2万3000円を割れた。2日のNYダウこそ一時430ドル安の後、「追加経済対策の与野党合意期待」で下げ幅を縮めたものの、「GAFAM」が中心のハイテク株には売られた後の戻りは見られなかった。

ハイテク株が中心のナスダック総合指数は、一時は調整完了かと思われたが、2日の251ポイント安の1万1075ポイントで再び不透明感が増している。特に9月2日の史上最高値1万2056ポイントから約11.8%の下げとなった9月23日の1万0632ポイントを切ると、チャートの形が極めて悪くなり、要注意だ。

NY市場では、高値から12%下がると「20%下がる確率」が高くなり、20%下げるとその相場は「戻り売り(弱気)相場」に入ると言われる。そのターニングポイントの節目1万0632ポイントまで、あと約443ポイントしかない。

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