米ダウとS&P500、連日の最高値更新 ダウは1万6715ドルで終了

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 5月13日、米国株式市場は、ダウとS&P500が前日に続き終値で最高値を更新した。写真はニューヨーク証券取引所(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 13日の米国株式市場はダウとS&P500が前日に続き終値で最高値を更新した。半面、ナスダックはネットワーク機器のシスコシステムズの売りが響き、マイナス圏で引けた。

S&P500は午前中に一時1900を突破して取引時間中の最高値も更新したが、その後は伸び悩んだ。

ダウ工業株30種<.DJI>は19.97ドル(0.12%)高の1万6715.44ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は13.69ポイント(0.33%)安の4130.17。

S&P総合500種<.SPX>は0.80ポイント(0.04%)高の1897.45。

DRホートンが2.2%上がったのをはじめとして住宅建設銘柄が堅調。連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の普通株もそれぞれ7.8%と6.9%上昇した。連邦住宅金融局(FHFA)のワット局長が公表したファニーメイとフレディマックに関する新方針で、米国民の多くが住宅ローンを取得しやすくなる可能性が出てきたことが背景だった。

コーヒーマシーン販売のキューリグ・グリーン・マウンテンは7.6%高。コカ・コーラが出資比率を引き上げると表明した。コカ・コーラは0.7%上がった。

シスコシステムズは14日の決算発表を控えて1.4%下落した。

通信大手AT&Tによる買収交渉の進展が伝えられた衛星放送のディレクTV は1.2%、AT&Tは1%の下げとなった。

前日に1日の上昇率が3月初旬以来で最大となった中小型株のラッセル2000指数は、1.1%下落した。

BB&Tウェルス・マネジメントのシニアバイスプレジデント、バッキー・ヘルウィグ氏は「前日の株高からの追い風はそれほど強くなかった。ダウやS&P500は小幅に上がったものの、ナスダックと小型株は軟調が続き、こうした値動きのばらつきが一部の投資家に懸念を抱かせている。見えているのは、上昇を続けるセクターが減っているということだ」と述べた。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、ニューヨーク証券取引所、ナスダック、NYSE MKTの出来高は約55億株で、月初来平均の61億株を下回った。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

     終値(非公式)    16715.44(+19.97)

前営業日終値    16695.47(+112.13)

ナスダック総合<.IXIC>

     終値(非公式)    4130.17(‐13.69)

前営業日終値    4143.86(+71.99)

S&P総合500種<.SPX>

     終値(非公式)    1897.45(+0.80)

前営業日終値    1896.65(+18.17)

*内容を追加します。

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