ウォルマート、「TikTok」の買収に参戦表明  マイクロソフトと連携、当局の懸念を解消

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米小売大手ウォルマートは27日、マイクロソフトと連携し、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業買収に乗り出すと発表した。ペンシルベニア州ブラッドフォードで7月撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[27日 ロイター] - 米小売大手ウォルマート<WMT.N>は27日、マイクロソフト<MSFT.O>と連携し、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」買収に乗り出すと発表した。

関係筋によると、ティックトックを運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は、北米、オーストラリア、ニュージーランド事業の売却を巡り、マイクロソフトや米ソフトウエア大手オラクル<ORCL.N>と初期段階の協議を進めている。

ウォルマートは声明で「ウォルマートとマイクロソフトとの連携が、米国内のティックトックのユーザーの要望に満たし、米規制当局の懸念を解消すると確信している」との見方を示した。

ウォルマートとマイクロソフトは、クラウドや人工知能(AI)で5カ年の提携契約を結んでいる。

発表を受け、ウォルマートの株価は午後の取引で約5.3%上昇した。

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