東京の癒し!今おトクな「都内ホテル」はココだ 生き残りをかけたプランを徹底比較する

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繁忙期として考えればそこそこ安いが、シングル利用では都民向けプランが劇的に安いという印象でもない。よく見ると、早割プランなどと大差ない場合もあるからだ。もともとビジネスホテルは時期や需要によって価格が変動するダイナミック・プライシング方式で、空室が多ければ宿泊料も下がる。コロナ禍で不人気の東京が「お買い得に安く」なっても不思議はない。

とはいえ、1室を2名で利用すれば1人当たり2000~3000円台で泊まれるプランも結構見つかるので、家族で近隣レジャーに出かける拠点にするなら悪くはないだろう。

なお、近隣の飲食店などで使えるクーポン付きプランもある。スーパーホテルLohas赤坂では、近隣の飲食店・美容室・マッサージ店で使えるクーポン(1000~5000円分。1予約につき1枚)付きのコラボ企画を実施。例えば5000円分のクーポン付きプランの場合、2名1室で1人当たり5480円~(税込み)とあるので、1人分はほぼ浮いてしまう計算だ。

「夜の街関連」とのイメージがつき、赤坂界隈の人出もそうとう減っているだろう。宿泊業だけでなく、深刻なダメージを受けている近隣の飲食店や美容・マッサージ店も共に浮かび上がろうとする取り組みなのかもしれない。

高級ホテルの割引プランは飲食テナントと運命共同体

次は、いつもならロビーやカフェ程度しか使う機会がない高級ホテルのプラン。

"Be Strong, Tokyo! がんばろう トウキョウ!“を旗印にした「都民限定 トク割プラン」には、都内16のホテルが参加している。東京ステーションホテル、 メズム東京・オートグラフ コレクション 、メトロポリタンホテル(池袋・エドモント・丸の内)、JR東日本ホテルメッツ(都内11ホテル)と、ビジネス会食でお世話になるようなホテルも含まれる。

特典は①正規・通常料金より50%以上の割引、②朝食料金が無料、③1室1滞在につき5000円分のホテル利用券付き(対象ホテルの直営レストランの飲食料金または次回以降の宿泊料金として利用可能)、というもの。予約状況を見たところ、東京ステーションホテルなどは大人気で満室続きだ。

さらにリーガロイヤルホテル東京も「Go To リーガ」という都民限定プランを実施、15時までのレイトチェックアウトのほか、レストランやルームサービスなどで使えるプラン料金の50%相当額分の館内利用券が含まれている。

プリンスホテル(ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町など都内10カ所)の「東京都民応援キャンペーン」も、滞在中に利用できる5000円分の館内施設利用券と、対象となるホテルのバー・レストラン20%引きが特典だ。

東急ホテルズの東京都民応援キャンペーン「Shibuya, Your Oasis」(9月30日まで)は、渋谷の4ホテル(セルリアンタワー東急ホテル、渋谷エクセルホテル東急、渋谷ストリームエクセルホテル東急、渋谷東急REIホテル)が対象だが、主な特典は東急グループ商品券の進呈(ホテルにより宿泊2000~3000円分)。レイトチェックアウトや、対象となるホテル直営内レストランでの20%OFF優待などもある。商品券は次回の宿泊やレストランでの利用に使えるという。

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