ゴディバ「ショコリキサー」圧倒的に売れる魅力 1日1.2万杯、冷たいチョコドリンクが夏を癒す

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定番4種「ダークチョコレート72%」「ホワイトチョコレート27%&バニラ」「ミルクチョコレート31%」「ダークチョコレート85%」はすべて持ち帰りの場合で630円(税込)(写真:ゴディバジャパン)

2007年には、ゴディバ初の「キオスク型店舗」が、新丸ビルと新宿西口にオープン。JRや地下鉄の改札近くにあるスタンド風の店なので、通勤途中の男性も、多忙なビジネスパーソンも、駅の売店と同じ感覚で利用できる。

人気は非常に高く、昼の休憩時間や、仕事終わりに購入していくスーツ姿の常連客も多いという。ちなみにゴディバジャパンのデータによると「ショコリキサー」を購入する男女比率は、現在、男性33%、女性67%となっている。

新丸ビル(上)と新宿西口(下)にあるキオスク型店舗。駅の改札が近く、男性客が多い(2020年8月に筆者撮影)

健康志向を反映

2018年からは、消費者の健康志向を反映した。カカオの健康効果への注目を踏まえ、定番フレーバーすべてにカカオの含有量を表示。甘いものを控えたい人にも「ダークチョコレート85%」「ダークチョコレート72%」というわかりやすい選択肢ができた。

フルーツなどを使った味のバリエーションが多いのも特徴だ。定番に加えてつねに期間限定フレーバーがある。日本で、日本人の嗜好に合わせたフレーバーを開発しているので、他国では味わえない。2020年は、16種類の期間限定商品を予定しているという。

ところで「ショコリキサー」を日本でいちばん売るショップはどこにあるのだろうか。

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